夢の乱入者(Yumeran)
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- 放送記録に関する追加・修正、その他夢乱に関する情報等はこちらへお知らせください。
- 本放送終了以降の夢乱ライブ、特番等の情報も随時追加する予定です。
【夢の乱入者とは】
関西テレビで1990.02.16 ~ 1996.08.14までの6年半・全75回に渡って放送された音楽番組である。
番組はホストメンバ(G:渡辺 香津美・B:清水 興・Dr:東原 力哉・Key:島田 昌典)が毎回2組のゲスト
を迎えセッションを繰り広げ、それをそのまま放送するという前代未聞のドキュメンタリーなものであった。
音楽に目覚め始めた当時の私にとって、全てが衝撃的だったことを鮮明に記憶している。番組冒頭に表示される
「音楽で会話する」というフレーズ。番組は具に、この意味を私に理解させた。これがセッションなのだと。
毎回多方面からのゲストを迎え、さまざまな試みが繰り広げられる。「はい、せーのーでっ」で演った・撮った
ライブ感がひしひしと伝わってくる。メンバそれぞれのグルーヴ・絡み・勢いが、見ている側にダイレクトに
伝わってくる。番組構成・カメラワーク・テロップの入る瞬間までも、すべてが拘り尽されている。
これほどに夢中になったテレビ番組はなかった。
当時中学・高校と多感だった私は、月に一度のこの極上の音楽に浸れる時間を心底楽しみにしていた。
野球中継延長によるズレを調整してビデオ録画を予約しなおし、録画しながら見るという作業を毎月行っていた。
放送終了は概ね26:00とか27:00とかになるのだが、興奮さめやらずなかなか寝付けなかった。
ドキュメンタリーとして、音楽的遺産としての価値・重大性に気付き、途中からは標準モードで録画したのだが、
全体の約3分の1は3倍モードで録画していることは、今になって悔やまれる限りである。
ちょうどギターをやり始めた当時、ことに渡辺香津美氏のプレイにはただただ息を飲み食い入るように
テレビ画面を見つめた。また氏の使用するギターにも毎回注目し憧れを抱いたものである。
ジャズ・フュージョンといったジャンルにのめり込むようになり、自然と様々なジャンルに関心を抱くようになった
のもこの番組、そして香津美氏の影響が大きい。
私の音楽生活のスタートを大きく切り拓いたのは、まさしく「夢の乱入者」だった。
このサイトは、夢の乱入者という歴史的音楽遺産を少しでも形あるモノとして記録するとともに、
夢乱ファンへの共有を目的として構成する次第である。(初版: 2004.02.19 / 改訂: 2014.07.27)
【コンテンツ】
【1996.02.16-17 6周年記念LIVE パンフレット】
*パンフレット・表題画像とも、元 夢乱スタッフの佐藤 様より許可を頂き掲載しています。
【放送記録をご提供頂いた皆様 〜感謝!】
- 夢乱スタッフ 佐藤 様
- ハッセー 様
- yupico 様
- Y.M 様
- YUKITAKA-R 様